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桶谷式、海外での活動のご紹介

 

 桶谷式は日本国内だけではなく、海外でも活動をしています。
1994年よりバングラデシュの助産師や医師らにも桶谷式の技術指導を行ってきましたが、2014年4月からはJICAの支援を受けてその活動の幅を大きく広げました。

 バングラデシュのような途上国では、人工乳(粉ミルク)で育てられた赤ちゃんは、非常に高い割合で下痢や肺炎などにかかり、それが元で死亡してしまう危険性が高いことが知られています。母乳で育てられるかどうかは、赤ちゃんの生死を分ける結果となるため、医師や助産師は、母乳の分泌を増やすことのできる桶谷式の技術をバングラデシュに導入したいという要望が強く高まっていました。

 1994年より10年間、赤枝医学財団(東京:http://akaedazaidan.com/) の要請を受けてバングラデシュでの技術指導を開始しました。
桶谷式では、その後もその意思を受け継ぎ、これまでの技術研修を続けてきました。その結果、バングラデシュでは200名以上の医師・助産師が研修を受け、14施設にOketani Lactation Center (桶谷式の母乳外来)が開設されました。


現地の助産師に技術を教える日本人の桶谷式認定者。
研修生の学ぼうとする姿勢は真剣そのもの(2014年5月)

乳型を用いて手技を教えている様子

 2014年4月よりJICA草の根型支援の一環として、今後3年間において現地での桶谷式技術者を10名養成、桶谷式技術が実施できる助産師を数十名養成する予定です。また、この活動は、日本人技術者が技術を教えに出向くばかりでなく、バングラデシュからも助産師が来日し専門的な研修を行う予定です。

世界中で桶谷式の技術を必要としているお母さん、赤ちゃんが沢山います。 この桶谷の技術が一人でも多くのお母さんに提供され、全ての地球上の赤ちゃんが母乳育児で元気に成長することが、私たち桶谷会員の願いです。

バングラデシュ産婦人科医師・助産師来日 桶谷式の講義・交流会

バングラデシュの産婦人科医師と助産師が来日し、東京早稲田の桶谷式研修センターで講義、交流会を行いました(2014年5月)。



バングラディシュ母乳育児促進プロジェクトに参加して

桶谷式乳房管理法研鑽会 認定番号295 栗田ますみ

バングラディシュという異国を訪れた。
旅行中のエピソードも含めて皆さんに渡航報告をしたい。
5月12日(月)
バングラへは、ほぼ丸一日かかります。朝成田を出発し着いたのは翌日深夜。
5月13日(火)
気温34~35度。湿度は低いのかカラッとしている。紫外線はすごい。
午前中国立下痢病院、スラム街見学。
病院は患者数が多すぎてベットが足りなくなっており、玄関外に木でできたバラックの建物があり、皆、着の身着のままで寝ていた。地面が床だった。
スラムは、悲惨だ。生ごみがあちこちに散乱しすえた腐敗臭が漂っている。
夜は、現地プロジェクトメンバーと会議。
タルクーダ教授はバングラの国では小児科のトップ。オーラが違う。それととても美男子。
写真撮影は宗教上の理由から×で、握手もダメなようだったが私が手を差し出したら
指先だけ握ってくれた。
5月14日(水)
ICMHで研修会開会式
研修生20名参加。現地スタッフマーガレット(助産師)から手作りの花束をもらう。
すごくきれい。心が癒される。
5月15日(木)
研修2日目 桶谷理論と乳形を用いて練習。
休憩の合間に皆と写真を撮り始めたら、我も我も、と写真撮影が続き、なんと40分も費やした。
それでもやっとの思いで止めてもらった。すごすぎる。
午後は病院の母乳外来(ラクテーション•センター)でマッサージ実施。
次から次へとお母さんたちがやってくる。
料金無料。ちなみにこの病院の出産数は、月約500件。すごいー。
5月16日(金)
研修3日目 大分研修生とも打ち解けてきた。
昼食だがICMHの職員食堂で食べている。
なんとメニューはこの3日間同じ。
ご飯(日本よりパサパサしている。量がすごい。大皿に山盛りで皆よく食べる)
野菜炒め(ホウレンソウみたいな野菜、油が多くてねっとりしている)
鶏肉(干からびた鶏で、肉がない。骨ばかり)
生野菜(きゅうりの輪切り?)生なので私は食べなかった。
この国は歩くのも非常にゆっくり、女性も男性もおなかが非常にセリ出ている。
メタボ予備軍に入りそうだ。
午後から病院内を見学。
病院の中に猫がいて、猫と一緒に歩く。猫の方が行き方を分かっているかのようで優雅に歩いていた。まるでここに住み着いているようだ。
5月17日(土)
深夜ホテルを出発、日本へ帰る。
研修途中だが、私も日本での仕事がありここまで。名残惜しい。
チーフ粟野さんはまだ滞在。まだまだこのプロジェクトの仕事が山積。体のことが心配。
夜日本に到着。無事帰宅する。

このHPをご覧の皆様へ
桶谷式乳房管理法研鑽会は約20年にわたり、バングラディシュというこの遠く離れた地に母乳育児支援活動を続けてきました。
これはひとえにこの技術をもって少しでも命の危険にさらされている母子を救うことが出来るという信念のもと行っている活動です。
これまでチーフ粟野さんを中心に幾人もの研鑽会スタッフがこの地に足を運んできました。
桶谷研鑽会の活動は日本国内にとどまらず、このように海外まで及んでいます。
どうぞ今後も桶谷研鑽会の活動を温かい目で支援していただけたら幸いです。
この報告を読んでいただいて感謝いたします。

バングラ語  オネクドンノバード(どうもありがとう)

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